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2004年1月号


「あけましておめでとうございます」島根県出雲市・出雲大社本殿の大注連縄

古式ゆかしい静寂な境内にどっしりとした本殿がある。
その軒下に飾られた大注連縄は、おそらく日本一であろう。
農耕民族の象徴ともいえる新しい藁が、
ボリュームのある曲線で神々しかった。

リンホフテヒニカ4X5V コマーシャルエクタ10インチ 絞りf16 1/60秒 PL 
フジクロームRDP リンホフツイン三脚


2004年2月号

「バレンタインデー」茨城県北茨城市・花園渓谷

この季節、渓谷では、小さな岩や岸辺の淀みに氷柱や氷が出来ている。
いわば、自然が創り出したアートが無限にある。
観察を深めると想像力が豊かになり寒さも忘れてしまう。
この氷を見つけたときは、瞬間的にバレンタインデーを連想した。
ハート形に飾られた氷が立春の光を受けて輝いていた。

ペンタックス645NII FA120ミリマクロF4 絞り16 オート
C-PL フジクロームベルビア マンフロット三脚055C+405運台使用


2004年3月号

「春の光」千葉県館山市・須崎灯台

房総半島の先端部は黒潮の影響で暖かいためか、
2月頃からポピーやキンセンカなどの花が江見や千倉など多くの所で栽培されている。
東京湾の入り口にあたる須崎辺りでも切り花の栽培が盛んだ。
昨年3月に訪れたときには、
灯台の裏側でひっそりとストックの花が春の光を浴びて甘い香りを充満させていた。

ペンタックス6X7II 45ミリF4 絞りf22 オート 
フジクロームベルビア マンフロット三脚055SSB+405運台使用


2004年4月号

「春の山頂」埼玉県神泉村・城峯公園

神泉村は近い将来町村合併で本庄市になる予定。
この城峯公園も村有地ではなく市有地になるのかなあ……。
そんなことはどうでも良いことだが、この雰囲気だけは存続させてもらいたい。
近くには、「冬桜の宿」がオープンしたそうだから、
温泉にでも入って、翌朝こんな風景にまた出会いたい。

ペンタックス645NII FA33~55ミリズーム.5F4 絞り11 オート C-PL 
フジクロームベルビア マンフロット三脚055C+405運台使用


2004年5月号

「モリアオガエルのうごめく季節」栃木県塩原町・大沼

塩原温泉の山中に大沼がある。
ここではこの時期モリアオガエルの繁殖期で沼に張り出したミズナラや
シイノキなどに産卵した白い泡が確認できる。
朝露に濡れた草の間に交尾したモリアオガエルを発見した時は感動した。

ペンタックス645NII FA33~55ミリズーム.5F4 絞り11 オート C-PL
フジクロームベルビア マンフロット三脚055C+405運台使用



2004年6月号

「初夏」長野県栄村・野々海高原


残雪のある高原の風景からは歌が聞こえてくる。
寄り添って咲く、可憐な水芭蕉に心惹かれた。

ペンタックス*ist-D SMC PENTAX-DA16〜45mmF4 ED-AL-45mm域使用 
絞り優先AE(F14 1/100秒) ISO200 WB:太陽光 手持ち撮影



2004年7月号

「盛夏」埼玉県・神泉村

 夏本番。梅雨が開けたのか開けていないのか分からない今日この頃だが、
自然は盛夏を迎えている。濃い緑の中に、鮮やかなピンクの花をつけて
この時期に輝いているのがネムの花である。こんな色を見ると撮りたく
なるのが"あたりまえだのクラッカー"(かなり古いか?/笑)。   

ペンタックス*ist-D smcPENTAX FA★ズーム80〜200/2.8ED(IF) 158mm域使用
絞り優先AE(F9 1/10秒)マイナス1.3EV補正 ISO200 WB:太陽光  
午後6時10分頃撮影  マンフロット三脚055C+322RC2雲台使用


2004年8月号

「夏の華」神奈川県横須賀市・三笠公園記念艦三笠艦上より

新しいフジクロームフォルティアが限定で発売された。
その講演会で花火の撮影に好いのではないかと言った手前、
自分でも撮影してみないとその良さが分からないので、
8月1日に横須賀開国花火大会に出かけた。
花火撮影は絞りf11にして花火が画面に入った瞬間にオートで撮影する。
画面の中の暗闇の比率でマイナス補正をする。
この夜は、横須賀の友人が特別席を用意してくれたのでテスト撮影もスムースにできた。
運良く満月が出たので望遠レンズで引き寄せて撮影した。
頼みは花火が月のそばで、開いてくれることだけだった。
この夏は、あちこちの花火撮影に出かけようと思っている。

ペンタックス645NII FA150〜300ミリF4.5 絞り11 オート(マイナス1EV補正) 
フジクロームフォルティア マンフロット三脚055C+405雲台使用


2004年9月号

「秋が始まったよ〜ン」長野県茅野市・蓼科高原滝の湯川

今年は、残暑の厳しい日が続き、秋は来ないのではと思いながら8月末奥蓼科へ行った。
自然は間違いなく太陽の位置関係と共に変化していた。
そんな雰囲気を岸辺で見つけ背景を黒くし色づきはじめた葉を浮き上がらせた。

ペンタックス*ist-D smcPENTAX FA645ズーム150〜300/5.6ED
 300mm域(645-35変換アダプター使用)
絞り優先AE(F5.6 1/30秒)マイナス2.3EV補正 ISO200 WB:太陽光  JPEG-L
午後1時10分頃撮影  マンフロット三脚ネオテック458B+322RC2雲台使用


2004年10月号

「山には寒気が……」長野県栄村・野々海高原

早朝の高原に行くと霜が降りていた。
今年は夏が永く台風が多く大変な被害を受けました。
しかし、確実に自然は変化していて、
今年は特に秋が早いような感じがしています。

ペンタックス645NII FA150〜300ミリF4.5 絞り5.6 オート
 フジクロームベルビア マンフロット三脚055C+405雲台使用



2004年11月号

「アートする水面」石川県吉野村・手取渓谷
 
紅葉がこれからの所も既に終わった所もあるのが日本列島の自然
。崖の上から眼下の水面を眺めていると、
ゆっくり流れ下る水面の上に落ち葉がやってきた。
シャッター速度が1秒くらいになるように絞って水面をキャンバスにし、
流れる落ち葉に抽象画を描いてもらった。

ペンタックス645 SMCペンタックスA★645 300ミリF4 ED[IF] 絞り32 オート
 C-PL フジクロームベルビア マンフロット三脚055C+405雲台使用


2004年12月号

「メリークリスマス」スイス・グスタードの村


この村の雰囲気が好きだ。
何時来てもアットホームな人々に出会えるからかも知れない。
スイスシャレーの家が点在する村だが、
ウインターシーズンは各国から休暇の人たちが集い、
すぐに仲間になれる場所でもある。

ペンタックス645NII FA33〜55ミリF4.5 絞り11 オート
フジクロームベルビア マンフロット三脚055C+405雲台使用

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